査定員との交渉

改造車買取を依頼する場合には、まずは自動車買取店の査定員に来てもらって、査定を受けて、買取の見積もりを出してもらうことです。この時、まずは一括査定サイトを使って、いくつかの買取業者の候補に絞り込みます。インターネットからの情報だけですので、買取価格はあくまでもおおよそで、実際の買取価格とはまた変わってくる可能性があります。ですから、上位2~3つの買取業者を依頼する候補に残した状態で、実車を見て、査定をしてもらいましょう。もし複数の見積もりをする場合には、絶対に業者同士がバッティングをしないようにしましょう。これは、買取依頼をする側に求められる一種のマナーだと思ってください。できれば、日をずらした方がいいでしょう。もしどうしても1日のうち複数の業者に査定の依頼をしないといけない場合には、時間をうまくあけて、バッティングをしないように細心の注意を払うことです。印象が悪くなってしまうこともありますし、査定をすでに先にやっている方が、プレッシャーを感じてしまうかもしれません。

通常査定員が来ると、改造車をいつ手放す予定かと聞かれると思います。この時、1カ月以上先というのがいいでしょう。最終的にどこに買い取りの依頼をするかについては、いろいろと検討をする必要があります。比較のための期間でもありますし、もしかすると自分が思っているような買取額が付かないこともあります。その場合には日を置いてまた査定の依頼をすることもあるでしょう。もろもろのことを考えると、1カ月程度の期間はどうしても必要になってきてしまうのです。

ちなみに複数の業者に査定のお願いをしているということは、こちらからいう必要はないでしょう。また乗り換えを検討している場合でも、そのことはまだ決めてないという風に返答をしたほうが無難です。その上で査定をしてもらって、ある査定額が提示されると思います。その査定額ですが、いつまで有効な金額なのかということを確認しておきましょう。そしてそのことは見積書のところにきちんと一筆入れてもらうようにしましょう。できれば、ここで売る予定である1カ月先までこの査定額が有効であると一筆入れてもらうのがベストです。しかしもし査定員が渋るような態度を見せた場合には、あまりしつこく押す必要はないでしょう。ここでは価格の交渉はすべきではありません。あくまでも複数の業者から見積もりを取ることが優先されます。